SNS投資詐欺にご用心!20代男性が144万円被害、金融機関職員の機転で発覚

2025-07-10
SNS投資詐欺にご用心!20代男性が144万円被害、金融機関職員の機転で発覚
FNNプライムオンライン

SNSで知り合った「台湾人」からの投資話に騙され、20代男性が144万円を失う痛ましい被害が発生しました。

唐津市に住む20代男性は、今年5月上旬、SNSを通じて知り合った自称台湾人の女性から、魅力的な投資話を持ちかけられました。その女性は、ある投資サイトを紹介し、男性にアカウント作成を促しました。

男性は、サイトのカスタマーサービスを名乗る人物の指示に従い、FX投資や保証金の入金を繰り返しました。しかし、そのサイトは詐欺サイトであり、男性は徐々に不信感を抱き始めます。実は、この詐欺グループは、SNSを通じて知り合った被害者に、高配利を謳う偽の投資サイトへの登録を促し、少額の利益を出すことで信用させ、徐々に高額な投資をさせ、最終的に被害を奪う手口で詐欺行為を行っているとのこと。

金融機関職員の通報が救世主

男性が金融機関で口座振替手続きを行っていた際、不審に感じた金融機関の職員が、その取引内容に疑問を抱き、警察に通報しました。その結果、詐欺が発覚し、男性は更なる被害を免れることができました。

SNS投資詐欺の手口と対策

今回の事件は、SNSを通じた投資詐欺の手口の一例です。SNSは手軽に知り合える場である反面、詐欺師にとっては格好のターゲットとなりやすい環境でもあります。以下に、SNS投資詐欺の対策をまとめました。

  • 甘い言葉には警戒:「必ず儲かる」「高配利」といった言葉には、まず警戒しましょう。
  • 身元確認を徹底:SNSで知り合った相手の身元を十分に確認しましょう。
  • 投資サイトの安全性確認:投資サイトの運営状況や信頼性を確認しましょう。金融庁の「投資詐欺・悪徳金融業者への注意喚起」のウェブサイトで確認することも有効です。
  • 安易な投資は避ける:知らない相手からの投資話や、高リスクな投資には、安易に手を出さないようにしましょう。
  • 不審な点があれば相談:少しでも不審な点があれば、警察や消費生活センターに相談しましょう。

まとめ

今回の事件は、SNS投資詐欺の危険性を改めて認識させられるものです。甘い言葉に惑わされず、冷静な判断を心がけ、被害に遭わないように注意しましょう。今回の事件を教訓に、SNSでの情報収集には十分注意し、怪しいと感じたらすぐに専門機関に相談することが重要です。

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