期限切れ牛乳を提供…湯梨浜町立わかばこども園、園児への影響なし - 原因と今後の対策は?
2025-07-10

日本海新聞 NetNihonkai
湯梨浜町立わかばこども園で期限切れ牛乳の提供、園児に健康被害はなし
鳥取県湯梨浜町は10日、同町宇谷にある町立わかばこども園で、9日に期限切れの牛乳を園児に提供していたことを発表しました。この件を受け、町は迅速な情報公開と対応に努めています。
事態の経緯
問題があったのは、わかばこども園で9日に提供された牛乳です。園児3人がこの牛乳を飲んでおり、町は直ちに園児たちの健康状態を注視しました。10日午後3時現在、幸いなことに健康被害や体調不良の報告はありませんでした。
原因と責任
今回の事態の原因については、現在調査中です。牛乳の管理体制に問題があった可能性が考えられます。町は、今回の事態を重く受け止め、責任の所在を明確にするとともに、再発防止策を講じるとしています。
今後の対策
湯梨浜町は、今回の事態を受けて、町内すべての保育施設に対し、食品の管理体制について改めて指導を行う方針です。具体的には、以下の対策が検討されています。
- 賞味期限の確認徹底: 食品の賞味期限を毎日確認するよう徹底します。
- 在庫管理の改善: 食品の在庫管理を徹底し、期限切れの食品が提供されないようにします。
- 職員への教育: 食品の取り扱いに関する職員への教育を強化します。
- 定期的な監査: 保育施設における食品管理状況を定期的に監査します。
保護者へのメッセージ
町は、保護者に対し、今回の事態について理解と協力を求めるとともに、今後の情報公開を約束しました。また、園児たちの安全を最優先に考え、再発防止に全力を尽くすことを表明しています。
まとめ
湯梨浜町立わかばこども園での期限切れ牛乳提供は、園児たちの安全に対する重大な問題です。幸いなことに健康被害は発生していませんが、町は今回の事態を教訓に、食品管理体制の強化を図り、再発防止に努める必要があります。保護者からの信頼を回復するためにも、透明性の高い情報公開と迅速な対応が求められます。