戦艦大和 46センチ砲の衝撃! 亀ヶ首発射場跡で発見された驚きの構造物とは?

2025-08-14
戦艦大和 46センチ砲の衝撃! 亀ヶ首発射場跡で発見された驚きの構造物とは?
文春オンライン

戦艦大和 46センチ砲の衝撃! 亀ヶ首発射場跡で発見された驚きの構造物とは?

広島県呉市は、かつて東洋一の軍港として栄華を極めました。明治22年に呉鎮守府が開庁されて以来、街は大きく発展し、現在も海上自衛隊呉地方隊が国内最大数の艦艇を配備する拠点として重要な役割を担っています。

終戦から80年が経過した今も、呉市には戦いの記憶が色濃く残っています。中でも特に注目されるのが、戦艦大和の砲弾試験が行われていたとされる「亀ヶ首発射場跡」です。しかし、この場所へ辿り着く道のりは険しく、「現地まで行く道はありません」「おススメできません」という警告が相伝されています。

それでも、私たちは道なき道を突き進み、亀ヶ首発射場跡を目指しました。そこで目にしたものは、想像を絶するものでした。長年の風雨に晒され、半世紀以上の時を刻んだ巨大な構造物が、静かにその姿を現したのです。

かつてこの場所では、戦艦大和に搭載される46センチ砲の発射試験が行われていました。東洋一の巨砲として知られる46センチ砲は、その威力において圧倒的なものであり、日本の海軍力を象徴する存在でした。亀ヶ首発射場跡に残された構造物は、その砲弾が発射された際に発生する反動を吸収するためのものであり、その規模の大きさと堅牢さには、戦艦大和の砲撃の凄まじさを改めて感じさせられます。

発射場跡は、自然に還りつつあり、朽ちかけたコンクリートの壁や、錆び付いた鉄骨が、当時の面影を物語っています。しかし、その荒涼とした風景の中に、かつての技術者たちの情熱と、戦艦大和への期待が息づいているように感じられます。

現地を訪れる際は、安全に十分注意し、私有地への侵入は避けてください。また、自然環境保護のため、ゴミの持ち帰りや、植物の採取は行わないようにお願いいたします。

戦艦大和の記憶を今に伝える亀ヶ首発射場跡。この場所を訪れることで、私たちは日本の歴史と、そこに生きた人々の想いを改めて深く知ることができます。

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