【鳥取県湯梨浜町】こども園で賞味期限切れ牛乳給食…園児3名が口にするも健康被害なし
2025-07-10

FNNプライムオンライン
賞味期限切れの牛乳が園児へ…こども園が謝罪と再発防止へ
鳥取県湯梨浜町のわかばこども園で、7月9日に賞味期限が1週間過ぎた牛乳がおやつとして園児に提供されるという事態が発生しました。この件を受け、こども園は謝罪し、再発防止に努めるとしています。
事態発生の経緯
事件が発覚したのは、9日午後3時15分ごろ。3歳児以上のクラスで、保育士が園児におやつとして提供しようとした牛乳の賞味期限が切れていることに気づきました。直ちに園児たちに牛乳を飲むのを止めさせ、事態を収束させた模様です。
園児への影響と健康被害の有無
実際に、3人の園児が賞味期限切れの牛乳を口にしてしまったとのことですが、幸いなことに現時点では健康被害は確認されていません。こども園は、園児たちの健康状態を注意深く観察し、引き続き状況を注視していくとしています。
こども園の対応と今後の対策
今回の事態を受け、わかばこども園は、保護者に対して謝罪とともに、今後の再発防止策について説明を行いました。具体的には、賞味期限の確認を徹底すること、食材管理体制を見直すことなどを表明しています。
今回の出来事は、子どもの安全を守るというこども園の責務を改めて認識させられるものです。今後は、同様の事態が発生しないよう、より一層の注意と管理体制の強化が求められます。
専門家による見解
食品衛生の専門家は、「賞味期限切れの牛乳を摂取した場合、風味の劣化や品質の低下は避けられない。しかし、通常は健康被害が発生する可能性は低い。ただし、保管状態によっては細菌が繁殖している可能性もあるため、注意が必要である」とコメントしています。
今後の注意点
今回の事態を教訓に、食品の賞味期限や消費期限の確認を徹底し、適切な食品管理を行うことが重要です。また、こども園においては、食材管理に関する研修を定期的に実施するなど、再発防止に向けた取り組みを強化していく必要があります。