金正恩総書記の母、高容姫の衝撃の過去:大阪で過ごした少女から北朝鮮の「伝説」へ

2025-07-10
金正恩総書記の母、高容姫の衝撃の過去:大阪で過ごした少女から北朝鮮の「伝説」へ
文春オンライン

北朝鮮の最高指導者、金正恩総書記の母である高容姫。その名前を知らぬ人はないほど有名ですが、その波乱万丈な人生を知る人は少ないのではないでしょうか。実は彼女は、大阪で生まれ、小学校4年生まで日本で過ごした在日コリアンだったのです。

高容姫は、日本での幼少期を終え、北朝鮮へ「帰国」。持ち前の美貌と才能を武器に、バレエダンサーとして頭角を現しました。しかし、彼女の人生は、そこで終わるわけではありませんでした。

金正日の「心」を射止めた美貌と才能

高容姫が人生を大きく変える出来事が訪れたのは、金正日総書記との出会いです。当時、金正日総書記は、後継者となるための活動に奔走しており、高容姫の美貌と才能は、彼の目に留まりました。彼女は、金正日総書記の目に留まり、特別な存在となり、その後の人生は、北朝鮮の権力構造に深く関わることになります。

高容姫は、金正日総書基との間に、金正恩氏をはじめ、2人の子どもを授かりました。彼女は、北朝鮮における「第一夫人」として、その地位を確立し、権力の中枢に君臨しました。しかし、彼女の存在は、北朝鮮の秘密主義的な体制の中で、常に謎に包まれてきました。

誰も知らない高容姫の真実

誰もが知っている人物でありながら、高容姫は北朝鮮において、最も隠された存在の一つです。金正恩氏自身すら、公の場で母親について語ることはありません。その理由は、彼女の過去が、北朝鮮の体制にとって都合の悪いものであったからでしょう。

高容姫の日本での生活、バレエダンサーとしての成功、そして金正日総書記との出会いと結婚。彼女の人生は、まるでハリウッド映画のようなドラマチックな展開を見せてくれました。しかし、その裏には、北朝鮮の権力闘争や秘密主義的な体制が影を落としています。

高容姫の真実を紐解くことは、北朝鮮の権力構造を理解する上で、非常に重要な意味を持ちます。今後、彼女の過去が、どのように明らかになっていくのか、注目が集まります。

この物語は、一人の女性の波乱万丈な人生を通して、北朝鮮という国の謎に迫る、興味深いドキュメンタリーでもあります。

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