コメを「まずい」と発言で謝罪の上越市長、過去にも失言騒動…地元からは厳しい声
新潟県上越市長の中川幹太氏が、他の地域の米について「まずい」と発言し、大きな波紋を呼びました。9日午後に謝罪会見を開いたものの、過去にも同様の失言を繰り返していることから、地元からは厳しい声が上がっています。
問題の発言は、今月1日に開催されたふるさと納税に関する懇談会でのことでした。中川市長は、その場で他の地域の米について「まずい」という発言をしており、参加者から苦情が寄せられたといいます。事態を重く見た中川市長は、9日午後に市役所で謝罪会見を開き、「発言は配慮に欠けていた。可能であれば発言を撤回したい」と述べました。
しかし、今回の失言は今回が初めてではありません。中川市長は過去にも、公の場で不適切な発言を繰り返しており、地元住民からは「失言癖がある」と批判されてきました。今回の事態を受けて、上越市議会議会でも追及の声が上がっており、中川市長の今後の対応が注目されます。
謝罪会見では、中川市長は「今後は言葉遣いには十分注意し、市民の皆様に信頼される市長になれるよう努めていきたい」と述べましたが、地元からは「謝罪だけでは済まされない」という声も聞かれています。今回の騒動が、上越市のブランドイメージにどのような影響を与えるのかも懸念されています。
今回の件は、地方自治体のトップが公の場で発言することの重要性を改めて認識させられる出来事と言えるでしょう。今後は、地方自治体のトップは、より慎重な言葉遣いを心がけ、市民の信頼を得られるよう努める必要があります。
上越市長の過去の失言例
- 過去のイベントで、ある企業の社長を揶揄する発言
- SNSで、個人的な不満を書き込む
- 会議で、職員に対して高圧的な態度を取る
これらの失言が相次ぐ中、地元住民からは「市長の品位が低い」という批判が強まっています。
今回の謝罪会見で、中川市長は「今後は、市民の皆様に寄り添い、上越市を盛り上げるために全力を尽くしたい」と述べましたが、地元住民からの信頼回復は容易ではないでしょう。