脳卒中の理事が10年来の恋人に財産を託すも、保険金903万元を全額引き出される被害に

2026-07-11
脳卒中の理事が10年来の恋人に財産を託すも、保険金903万元を全額引き出される被害に

中国のIT企業でマネージャーを務めていた蕭姓の男性が、脳卒中の療養中に10年来の交際相手である林姓の女性から、保険金を含む計903万元余りの預金をすべて引き出される被害に遭いました。

蕭氏は前年、中国での勤務中に脳卒中を発症し、台湾へ帰国して治療を開始しました。日常生活に支障をきたす状態となったため、資産管理を信頼できる交際相手の林氏に依頼し、金融カードや印鑑を預けていました。

信頼を悪用した巨額の資金流出

林氏は蕭氏から預かっていた印鑑とカードを使用し、蕭氏の口座に振り込まれていた保険金などの資産を全額引き出しました。被害額は903万元(約4,000万円相当)にのぼり、蕭氏が療養のために必要としていた重要な資金が消失する結果となりました。

この事態を受け、蕭氏は林氏を相手取り、損害賠償を求める訴えを桃園地方裁判所に提起しました。被害の経緯は以下の通りです。

  • 被害者: 中国のテクノロジー企業マネージャーを務める蕭氏
  • 加疑者: 10年来の交際相手である林氏
  • 被害額: 保険金を含む903万元余り
  • 原因: 脳卒中による身体不自由に乗じた預金引き出し

裁判の行方と法的争点

本件の焦点は、林氏が預かっていた印鑑やカードの使用が、管理の範囲を超えた不当なものであったか、あるいは詐欺的行為に該当するかという点にあります。蕭氏は自身の意思に反して資産が失われたとして、厳正な法的措置を求めています。

現在、桃園地方裁判所において審理が進められており、長年の信頼関係を背景にした資産管理の責任と、犯罪成立の有無が注目されています。

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