絶滅危惧種!ニホンライチョウ、大町山岳博物館で3羽の雛が誕生!今後の野生復帰に期待!

2025-07-19
絶滅危惧種!ニホンライチョウ、大町山岳博物館で3羽の雛が誕生!今後の野生復帰に期待!
毎日新聞デジタル

国の天然記念物、ニホンライチョウの雛が誕生!

長野県大町市の大町山岳博物館で、絶滅危惧種のニホンライチョウの雛が誕生しました。飼育下のニホンライチョウのつがい2組が産んだ12個の卵から、なんと5羽もの雛が孵化したのです!これは大変喜ばしいニュースです。

厳しい道のり

しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。雛が孵化したものの、そのうち2羽が残念ながら亡くなってしまいました。現在、3羽の雛は元気で順調に育っていますが、残りの7個の卵はふ化の見込みがないとのことです。

博物館の取り組み

大町山岳博物館では、この雛たちを大切に育て、9月頃には中央アルプスへと放鳥する計画です。ニホンライチョウは、かつて日本全土に生息していましたが、森林伐採や鳥獣捕獲などにより、生息数が激減し、絶滅の危機に瀕しています。現在では、主に中部山岳地帯の一部地域でのみ確認されています。

野生復帰への希望

今回の雛の誕生と博物館の取り組みは、ニホンライチョウの野生復帰に向けた大きな希望となります。博物館は、雛たちが健やかに成長し、自然の中で生きていくことができるよう、引き続き丹念な飼育管理を行っていきます。

大町山岳博物館について

大町山岳博物館は、北アルプスの玄関口として知られる大町市に位置し、山岳に関する貴重な資料や標本を展示しています。ニホンライチョウの飼育・繁殖活動は、その一環として行われています。博物館を訪れる際には、ぜひニホンライチョウの様子を観察してみてください。

ニホンライチョウの保護にご協力をお願いします

ニホンライチョウの保護は、私たち一人ひとりの協力が不可欠です。自然環境の保全にご協力いただき、次世代に豊かな自然を残していきましょう。

おすすめ
おすすめ