1500万年前の海の哺乳類「ネオパラドキシア」化石発見!北海道足寄町で日本初となる新種認定

2025-07-31
1500万年前の海の哺乳類「ネオパラドキシア」化石発見!北海道足寄町で日本初となる新種認定
朝日新聞

1500万年前の海の哺乳類「ネオパラドキシア」化石発見!北海道足寄町で日本初となる新種認定

北海道足寄町で発見された1500万年前の化石、ついに新種として認定!

北海道足寄町で1996年から2000年にかけて発見された、約1500万年前の哺乳類化石群。長年の研究の結果、この化石群に、日本で初めて発見された新種の哺乳類が含まれていることが明らかになりました。この新種は、絶滅した海の哺乳類「ネオパラドキシア」と名付けられました。

ネオパラドキシアとは?

岡山理科大学と足寄動物化石博物館による詳細な調査により、「ネオパラドキシア」の正体が判明しました。ネオパラドキシアは、約1500万年前(鮮新世)に海で繁栄していた哺乳類で、その特徴的な形態から、研究者たちの間で長年議論の的となっていました。今回の発見により、その謎に一端、終止符が打たれたと言えるでしょう。

足寄動物化石博物館の重要性

足寄町は、古来より化石が産出する地域として知られており、足寄動物化石博物館は、その重要な資源を保存・研究するための拠点となっています。今回の新種の認定は、足寄町の化石研究における国際的なプレゼンスを高めることにも繋がります。

研究チームのコメント

研究チームの浅井勇馬さんと澤村寛さんは、「ネオパラドキシア」の化石発見が、当時の海洋環境や哺乳類の進化を理解する上で、非常に貴重な情報源となると述べています。今後のさらなる研究により、ネオパラドキシアの生態や進化の過程が明らかになることが期待されます。

まとめ

北海道足寄町で発見された1500万年前の化石から、日本初となる新種の哺乳類「ネオパラドキシア」が認定されました。この発見は、日本の古生物学研究における大きな成果であり、足寄町の化石資源の重要性を改めて認識させられます。足寄動物化石博物館を訪れて、この貴重な化石群を直接見てみるのもおすすめです。

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