蓮舫氏擁立に榛葉幹事長が痛烈批判「帰ってきたウルトラマンと…」政治の“サントリー”を揶揄
2025-03-07
産経新聞
蓮舫氏擁立を国民民主・榛葉幹事長が痛烈批判「帰ってきたウルトラマンと…」
国民民主党の榛葉賀津也幹事長が、立憲民主党が夏の参院選比例代表に蓮舫前参院議員を擁立する方針を固めたことに対し、7日の記者会見でユーモアを交えつつも批判的なコメントを寄せました。
榛葉氏は、「帰ってくるのはウルトラマンと蓮舫さんだけだね」と、往年の特撮ドラマ『帰ってきたウルトラマン』のタイトルを引用し、蓮舫氏の擁立が党内の支持を集めていない状況を皮肉りました。さらに、酒類大手サントリーホールディングスの社名に例え、「渡り鳥、風見鶏、人気取り。永田町の〝サントリー〟はあんまりよくない」と、政治家の姿勢に対する不満を露わにしました。
蓮舫氏が過去に所属した政党を度々乗り換えてきたことに言及し、「蓮舫さんは令和になってからも政党を転々としています。国民の視点からすると、これはどう思われるのか」と、その政治姿勢を厳しく問いかけました。
今回の発言は、夏の参院選に向けた各党の戦略や候補者選びを巡る駆け引きの中で、国民民主党が立憲民主党の動向を注視していることを示すものと言えるでしょう。榛葉氏の辛辣なコメントは、今後の選挙戦にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。
背景と詳細
- 立憲民主党の蓮舫氏擁立:立憲民主党は、蓮舫前参院議員を夏の参院選比例代表として擁立する方針を固めました。蓮舫氏は、過去に複数の政党に所属した経験があり、その政治姿勢が注目されています。
- 榛葉賀津也幹事長:国民民主党の榛葉賀津也幹事長は、その発言の的確さで知られており、今回の蓮舫氏批判も、政治経験豊富な幹事長ならではの視点からのものと考えられます。
- 「サントリー」の例え:サントリーホールディングスを例えに出すことで、政治家の人気取りや姿勢への批判をユーモラスに表現しました。
今回の発言は、今後の選挙戦における各党の戦略や、政治家に対する国民の期待を反映したものとして、様々な議論を呼ぶ可能性があります。