万博帰還者続出!夢洲で一夜を明かした来場者たち、中央線の運転再開でホッと息切れ
2025-08-13
朝日新聞
万博会場周辺で大規模な停電発生、中央線運転見合わせで帰路困難に
13日午後9時28分頃、大阪メトロ中央線でコスモスクエア駅~大阪港駅間の区間で停電が発生。これにより、夢洲駅~長田駅間の運転を見合わせざるを得ない事態となりました。夢洲駅は、大阪・関西万博会場の東ゲートに最も近い駅であり、万博会場への唯一の鉄道路線という重要な役割を担っています。
東ゲートで多数の来場者が足止め、一夜明かす
午後10時10分には、夢洲駅とコスモスクエア駅の間で折り返し運転を開始しましたが、それでも夢洲駅から東ゲートにかけて、多くの来場者が足止めされる事態となりました。休憩のために開放された大阪市此花区の施設に身を寄せ、一夜を明かす人々も続出。会場の熱気を冷ますように、静寂が夢洲を包みました。
運転再開後の帰路、安堵と疲労の色
14日の朝、中央線の運転が再開。帰路につく来場者たちの足取りは、どこか安堵と疲労が入り混じっていました。「まさか万博で一夜を明かすことになるとは…」と語る人もおり、今回の停電が、万博の思い出に強烈な色を残したことは間違いありません。
今後の対策と万博運営への提言
今回の停電は、万博会場の運営におけるインフラの重要性を改めて浮き彫りにしました。今後、同様の事態が発生しないよう、電力供給の安定化や、緊急時の避難計画の見直しなどが急務となるでしょう。万博の成功のためには、安全対策の徹底と、来場者への情報提供の充実が不可欠です。
万博の魅力を再認識
今回の騒動はあったものの、多くの来場者は万博の魅力を存分に楽しむことができたようです。未来都市の息吹を感じさせる会場の風景、革新的な技術に触れる体験、そして、世界中から集まった人々との交流。万博は、私たちに夢と希望を与えてくれる、特別な場所なのです。