ミニストップ、消費期限偽装問題で全店閉店へ!手作りおにぎり等の販売中止、顧客信頼を損ねる深刻な事態
2025-08-18
毎日新聞
コンビニエンスストア大手、ミニストップは6月24日、一部店舗において、手作りおにぎりなどの消費期限表示を偽って販売していた問題を発表し、大きな波紋を呼んでいます。この問題を受けて、ミニストップは店内調理場を構える全1786店舗において、おにぎり、弁当、総菜の販売を全面的に中止する措置を講じました。
問題の核心は、店内製造された食品の消費期限ラベルを、本来の表示時間から2~3時間遅れて貼付していたり、一度売り場に出された商品に対して期限延長のラベルを不正に貼付していたりという行為です。この行為は、消費者の安全を脅かすだけでなく、食品に関する信頼を大きく損なうものです。
ミニストップは、今回の問題を受けて、原因究明と再発防止策の徹底を約束しています。具体的には、従業員への指導徹底、品質管理体制の見直し、監視体制の強化などを計画しており、顧客からの信頼回復を目指しています。
今回の消費期限偽装問題は、コンビニエンスストア業界全体に警鐘を鳴らす出来事となりました。食品の安全性に対する消費者の意識はますます高まっており、コンビニエンスストア各社は、品質管理体制の強化と、より透明性の高い情報開示が求められています。
ミニストップは、今回の問題を乗り越え、再び顧客からの信頼を取り戻せるよう、誠意をもって対応していく必要があります。今後の動向が注目されます。
詳細情報
- 対象商品: 手作りおにぎり、弁当、総菜
- 対象店舗: 店内調理場を構える全1786店舗
- 販売中止期間: 未定(原因究明と再発防止策の実施状況による)
ミニストップの公式発表では、現在、問題の全容解明を進めており、今後の対応について詳細が発表される予定です。