競輪界のレジェンドとの出会い:スポーツ報知・記者コラム「両国発」で感じる、先輩の温かさと競輪の魅力
2025-07-22

スポーツ報知
スポーツ報知の記者として初めての現場、立川競輪場。緊張で立ち尽くしていた私を救ってくれたのは、坂本英一さん(栃木・59期)でした。彼は、歴代最多となるG1勝利116回を誇るグランドスラマー、神山雄一郎氏(現・日本競輪選手養成所所長)の1学年先輩にあたります。 私が初めて坂本さんと話したのは、彼がまだバリバリのS級(競輪の最高ランク)で、ビッグレースに頻繁に登場していた頃でした。競輪界には、個性豊かで癖のある選手がたくさんいますが、坂本さんはいつも優しく丁寧な対応で、私に安心感を与えてくれました ...もっと読む